重曹で消臭

重曹で消臭

重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウム。別名で重炭酸ソーダと呼ばれ、「重炭酸」の「重」と「ソーダ」の「ソー」がくっ付いて略された名前が「重曹」です。

酸のニオイに重曹のアルカリで対応

重曹はアルカリ性の物質です。
そのため、台所周りの酸性の油汚れを中和して落とす掃除などに活躍しています。
この酸性のものをアルカリで中和する重曹の働きは汚れだけでなくニオイにも効果があります。
例えば油汚れをほおっておいて油が腐って出すニオイや流しの排水溝のニオイなどモノが腐って出す酸性のニオイには重曹が有効です。
調理で出るゴミや食べ残しなどの生ごみが臭くなるのは、ゴミが腐敗するからですが、腐敗を科学的に言うとゴミが「酸化」することと言えます。
当然腐敗するとニオイが出ますが、酸化して出るニオイ物質も酸性のものとなります。
つまり、腐ったゴミのニオイから出ている酸性物質のニオイはアルカリ性の重曹を振りかけて混ぜることで、中和されてニオイが無くなるのです。
また、汗が染みたシャツが臭くなるのもシャツに残った皮脂が酸化してニオイ物質を出すためなので、応急時には重曹液をスプレーすれば軽減することもできます。

靴のニオイを重曹で消臭

汗の酸っぱいニオイを強くしたような靴のニオイの大半は「酸性のニオイ物質」です。
このような酸性のニオイを消臭するにはアルカリ性の重曹が活躍します。
しかし、靴の中に重曹を撒いてしまうと、ニオイが消えても後で履くときに重曹を拭きとったり掃除機で吸い取ったりの手間が大変です。
そんな時にお勧めしたいのが靴下を使った消臭袋、靴下は新品でも履き古し構いませんが、穴の開いているものと網やメッシュのものは重曹が漏れてしまうのでだめです。
靴下を用意したら、500g以上入ると思いますが中に重曹をたっぷり入れて、靴から出る部分を紐で縛れば出来上がりです。
外出から帰って靴を脱いだら両足に重曹袋を入れて下駄箱にしまうだけの手軽さ、履くときには重曹袋を下駄箱に入れておけば下駄箱の消臭にもつながります。
数か月して重曹が減ってきたり効果が薄れてきたと感じたら新しい重曹袋に交換しましょう。
中の重曹は風呂場などのお掃除に使えば無駄もなくお家も奇麗になって一石二鳥です。

アルカリ性のニオイは苦手

万能物質と思える重曹ですが、苦手な分野もあります。
重曹がアルカリ性なのは前にも説明していますが、酸性物質の消臭には効果を発揮しても同類のアルカリ物質のニオイには効果がありません。
アルカリ性のニオイというピンとこない方も多いと思いますが、アルカリ性ニオイの代表はアンモニアです。
トイレ臭の大黒柱ともいえるオシッコのニオイの正体です。
そのため、男性用便器の周りに飛び散ったり足元に垂れたオシッコが出すトイレのニオイにはあまり効果が無いのです。

重曹スプレーは煮て作る

重曹は、最も低温の0℃水では100gに対して約7g、一般的な20℃水では100gにつき約10g、溶けます。
さらに、重曹は水に溶かしてから沸騰させるとアルカリ性が強くなるので、酸性のニオイに対する消臭効果がより強くなります。
目安としては1リットルの水に重曹100gを入れたものを混ぜ合わせてから沸騰させ、火からおろして冷まし、常温になったら100均などで売っているようなスプレー容器に入れて、ニオイの気になる箇所にスプレーして使います。

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